家を新築する場合は機能性やデザイン性を追求するもの

　昨今の私達を取り巻くモノづくりの視点は、人に優しく・自然環境に配慮した「モノ」中心から「人・環境」中心のそれへと著しく変遷しました。　つまり、「大量生産＆大量消費の時代」が過去のものとなった今、私達は【個・環境】を大切にしながら、安心感や満足感といった無形な価値を求め続けなければいけません。　他方、ここ最近においては住宅のデザインも多種多様になりました。　それはまさしく、私達の満足感や価値観、さらには生活スタイルそのものが個性化・特化・独自化してきたというほかありません。　じつは、その中心にあるのが住環境なのです。　ですから人が一生住むことになろう「家」を新築しようとする際は誰であっても、当然、快適で満足できるまで機能性やデザイン性に加えて、Only Oneを追求することになることは言うまでもありません。
 

現在の家周りの環境は「快適」からは程遠い？

　では、家周りの環境（エクステリアやガーデン）についてはどうでしょうか？　ただ何となく植栽しているお庭、樹木を植え過ぎて「森」になっているお庭、お世辞でも住宅デザインに合うとは言えない利便性の悪い外構やアルミ製品などの展示場と化している外構、また、地面の上に住宅だけが建っている生活感のない光景、さらに住宅以外の土地をすべてアスファルトにしている外構etc・・・。　こんな光景はどの地域にも見られる光景です。　その環境は果たして「快適な空間」と言えるでしょうか？　残念ながら、今の家周りの住環境は「快適」とは程遠い状態だと思っています。
 

エクステリアとガーデンがもたらしてくれるもの

　「エクステリアやガーデン」は生活するための必要最低限のものではない「非日常空間」です。　しかし、それを「快適な空間」「日常空間」に変えることができれば、生活にも潤いを感じ、そこには人が集い、会話もはずむものです。　時には、心を癒してもくれるでしょう。　また、そこで四季の移ろいを肌で感じることができれば、人と人との絆をより強く心豊かにしてくれるステージを無限に提供してくれるはずです。
 

エクステリアとガーデンに必要なこと

　そういった意味で「エクステリアとガーデン」は、人が「人」として生きていくための必須空間であり、まして個性や生活文化にあったデザイン性豊かな空間こそが、私達の生活に今最も必要な環境だと言えるのです。　それが「エクステリアやガーデン」の本質です。　それはまさしく、そこに住まう「人」と「家」を繋ぐもう一つのリビングなのです。
 

あなたの「想い」をお聞かせください

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